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土岐市の紹介

土岐の歴史・風土

三国山展望台からの風景

 

歴史風土

土岐市の市街地には土岐川が流れ、東には遠く恵那山や屏風山を望み、北部・南部・西部は、緑の山々に囲まれた風光明媚な地です。周囲を山で囲まれた盆地のため、夏は国内屈指の猛暑、冬はよく晴れて冷え込みが厳しいところです。崩れやすい土岐砂礫層に覆われていますが、その下からは良質な陶土を産出し、美濃焼1300年の歴史の礎となっています。 濃尾平野と信濃を結ぶ中間に位置し、古代から東山方面への中継地となり、近世には中山道と名古屋を結ぶ下街道や中馬街道など、交通の要所でした。 土岐のまちは、約700年前に土岐源氏が基礎をつくり、江戸時代の妻木家や岩村藩の支配をへて、明治維新後は日本一の陶磁器生産地として栄えました。

土岐氏(ときし)

今から約700年前、清和源氏の流れを汲む土岐源氏は、現在の土岐市を中心とする地域一帯に広く勢力をもち、やがて美濃国の守護となります。土岐源氏は禅宗を厚く保護したことから、今も市内には臨済宗の寺院が多くみられます。また、土岐氏の居館跡と伝えられる大富館跡や浅野館跡をはじめゆかりの石造物が残されています。

妻木家(つまぎけ)

戦国時代になると妻木城を本拠とする妻木氏がこの地方を治めるようになりました。妻木氏は、美濃桃山陶の生産地の領主として美濃焼の隆盛に深く関わりました。また、関が原の戦いにおいては、東濃地方唯一の東軍としてその勝利に責献し、江戸幕府下では、7500石の交代寄合(参勤交代の格式)の旗本として土岐郡内八ケ村を治めました。

美濃焼を生んだ風土

土岐市周辺は、古代から良質な陶土を産出し、須恵器を生産していました。その技術は、連綿と受け継がれて改良を重ね、およそ400年前の桃山時代には、当時流行の茶の湯の道具を創り出しました。これらのやきものは、黄瀬戸、志野、織部などとよばれ、今なお、茶人をはじめ、多くの人々に愛されています。

土岐市の伝統文化

 
山々に囲まれたこの地は、古来から良質な陶土を産出し、7世紀には須恵器の生産が始まりました。

この技術は連綿と受け継がれて伝統ある美濃焼を創り出しました。

伝統工芸の精神は現代の美濃の陶芸作家に引き継がれています。

土岐氏の流れをくむ妻木家にゆかりの流鏑馬、豊年祭には欠かせない打囃子、街道筋に伝わった中馬馬子唄など

民衆の生活とかかわりのある伝統芸能も受け継がれています。

伝統工芸

美濃焼のルーツは、古代の須恵器生産にまでさかのぼります。その後、時の移り変わりとともに時代のニーズに応えるため、さまざまな工夫や改良を重ね、瀬戸黒、黄瀬戸、志野、織部のほか、灰釉、青磁、天目など、多彩な釉薬や技法を創り出しました。こうした多彩なやきものを総称し「美濃焼」として国の伝統的工芸品に指定されています。

伝統工芸品協同組合ホームページ

伝統芸能

妻木町の八幡神社の流鏑馬、夏の祇園まつりや秋の例祭に奉納される曽木町の打囃子、鶴里町に伝わる中馬馬子唄などがあります。八幡神社の流鏑馬は、およそ400年前の領主・妻木家頼が八幡神社に馬を献上したことから始まったと伝えられています。

流鏑馬(やぶさめ)

妻木町の八幡神社において毎年10月第2日曜日に奉納される流鏑馬は、およそ400年前に領主・妻木家頼が八幡神社に馬を献上したことから始まったと伝えられています。地元の小学生が羽織、袴、陣笠のいでたちで馬にまたがり、参道を駆け上がる勇壮な神事です。土岐市無形民俗文化財に指定され地元の保存会によって受け継がれています。

打囃子(うちばやし)

市の南部の濃南地区は標高300mを超える高原状となって南は三河の国に接し、古くから三河との交流が盛んでした。曽木町に残る打囃子は、岡崎方面から伝わったといわれ、竹笛、大太鼓、小太鼓、拍子木などの楽器を用いて、岡崎笛、岡崎くずし、祇園囃子などの曲目を演奏します。夏の祇園祭や秋の豊年祭で奉納されるほか、旱ばつのときの雨乞いの行事にも欠かせなかったということです。

中馬馬子唄(ちゅうままごうた)

市の南部の濃南地区は、中馬街道が通り、江戸時代から明治時代にかけて人や荷物の往来が絶えませんでした。この街道は信州と名古屋を結ぶ道の総称で、もともとは、信州の農民が自分の持ち馬で農閑期に荷物を運んだことから始まったといわれています。濃南地区に伝えられてきた中馬馬子唄が保存会によって唄い継がれています。

土岐市の食文化

海から遠く離れた内陸のため、海産物は手に入りにくく、ウナギ、ドジョウ、蜂の子など小動物のタンパク源が貴重でした。 こうした伝統に加え、明治時代以後の美濃焼の隆盛によって、忙しい窯仕事の合間にすばやく食べられる丼めしが発達し、うなぎ丼や独特のカツ丼などを扱う飲食店が多く存在します。 特にうなぎ丼は、夏場のスタミナ源として重宝され、外食の定番となっています。

土岐市の四季

四季の彩り

【春】
土岐川の桜並木、高山公園の桜、陶器祭り、細野のイチゴ(ハウス)

【夏】
土岐川の花火、土岐川の野焼き窯

【秋】
曽木公園の紅葉ライトアップ、肥田川の紅葉(曽木町~駄知町)、穴弘法の紅葉ライトアップ、崇禅寺のイチョウの紅葉、シロモジの紅葉(陶芸村周辺)、秋空にそびえる荒神窯の煙突

【冬】
土岐川の夕景、土岐川からみる雪の恵那山、土岐川の鴛鴦、暮雪庵の雪景色

花ごよみ

【春】
ハナノキ(3月下旬)、カタクリ(4月上旬)、土岐川沿いの桜(4月上旬)、シデコブシ(4月上旬:細野シデコブシ自生地ほか)、ヒトツバタゴ(5月上旬:織部の里、白山神社)、ヒカゲツツジ(5月上旬:志野の里)、ミツバツツジ(5月:市内の山地)

【夏】
ハナショウブ(6月:織部の里(予定))、サギソウ(8月:市内の山間の湿地)

【秋】
ヒガンバナ(9月下旬:文化会館周辺ほか)、シラタマホシクサ(9月:柿野温泉周辺)、ウメバチソウ(9月:市内の山間の湿地)

【冬】
ツバキ(12月~ :妻木城士屋敷跡、織部の里周辺など)、サザンカ(11~12月:文化会館ほか)