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上手にできたよ!夏休み体験講座「陶器の水滴をつくろう!~ロクロづくりと型づくり~」

2017

11 8月

上手にできたよ!夏休み体験講座「陶器の水滴をつくろう!~ロクロづくりと型づくり~」

美濃陶磁歴史館では、8月5日(土)に「陶器の水滴づくり」講座を開催し、15名の小学生が参加しました。

 

まずは展示室でお勉強タイム!

土岐市内の窯跡から出土した江戸時代の水滴を観察しながら、

水滴ってなんだろう? どんな形があるのかな? どうやってつくるのかな?

などなど、学芸員と一緒に水滴について学びました。

 

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ちなみに、水滴というのは飛鳥時代からある文房具で、筆で字や絵を書くときに硯(すずり)に注ぐ水を入れておく容器です。

現在は墨汁が普及しているため墨を硯にすって自分でインクをつくる機会は少なくなりましたが、墨汁がなかった時代には、水滴から少量ずつ垂らした水で墨をのばし、インクをつくるのが一般的でした。

 

現代ではあまり使われなくなった水滴ですが、注目したいのはその形のユニークさです。

江戸時代につくられた水滴には、サルや魚、犬や水鳥、葉っぱなど置物として飾ってもおかしくない多種多様な形が生み出されています。

 

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いろいろな形の水滴を観察したあとは、いよいよ水滴づくりです!

江戸時代にも用いられていた2つの方法で水滴をつくります。

 

まずは型を使った水滴づくり。

 

江戸時代には土製の型が使われたようですが、今回は5種類の石膏型から好きな形を選んでもらいました。

 

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型に粘土を押し当てて広げて・・・

 

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型をはずすと、きれいな形が出てきます!

 

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あとは、竹串で模様や字を書いたり粘土を貼り付けたり、自由に飾り付け!

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さて次は、ロクロを使った水滴づくり。

 

ロクロ成形は子ども達には少し難しいので、中が空洞になるようにロクロでひいた素地を事前に用意しました。

 

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細長い形と丸い形の2種類。

 

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ロクロでひいて、ある程度乾かしておいた素地をそれぞれが目指す形に変形させていきます。

 

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竹串や筆の柄で魚のウロコや鳥の羽などを描きます。

 

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最後に穴を2つあけて完成です。

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個性豊かな作品ができました!8月末の焼き上がりが楽しみです。

 

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完成見本 魚形水滴